気に入った物件が見つかり、買い付けの申込書を提出しました。
次は住宅ローンの事前審査を受け、どこで借りるのか決めるステップです。
Contents
住宅ローンの事前審査を受ける
まず、ローンを申し込む時点の私の金融的なプロフィールですが・・
- 車のローン等、現在借金なし
- 正社員、現在の会社は勤続5年
- 正社員として安定した収入アリ
- 携帯や税金の未納、遅延なし
- 希望借入額500万円
こんな感じです。
と言われていたし、
ブーブー文句を言いつつも5年も働いたんだから多分大丈夫、
スムーズにいくだろうと思ってました。
まずは一番利便性の高い地元銀行へ
給料の振込先として使っていたり、ATMが身近なところに多くて非常に使い勝手の良い
地元の銀行のローンセンターへ相談しに行きました。
平日働いていてなかなか銀行へ相談しに行く時間を取るのが難しい人でも
相談しやすいように、土日に営業していたり、仕事帰りに立ち寄れる時間まで営業している「ローンセンター」を設けている銀行・信用金庫があります。
私は職場に言い出しにくかったので、仕事帰りや休日に行けそうなところに絞って相談しに行きました。
土曜日に相談しに行き、
- この銀行ではローンを借りるための諸経費はいくらくらいかかるのか?
- それも踏まえて借入額はどれくらいにするか?
も 相談させていただきながら、事前審査を申し込みました。
この時、相談の段階で「離婚前提で別れた後に住むための住居を購入したいという意図」を
伝えました。
(黙っていたって住所書いたり家族構成など、申し込みの段階で突っ込まれてバレますから・・)
数日後、電話で連絡が来る
数日後、銀行から電話がかかってきたのですが
「離婚が成立し、財産分与がはっきりしてからでないと本申込は不可」
と言われました。
話を聞くと、私の支払い能力は全く問題がないとのこと。
銀行としては貸したいところだけど、保証会社がウンと言わないとのことでした。
もう一つのローンプランでも事前審査を進めてみる
事前審査を申し込んでNGだったのは、保証会社が「地銀保証」のものでした。
その一週間後、連絡があったのですが
保証会社が全国保証(株)のプランも同様の理由でやっぱり駄目でした。
並行して信用金庫にも相談してみる
と考えて、仕事帰りに立ち寄れる信用金庫の相談センターへ。
それで大丈夫そうだったらまた来ていただいて書類を書いて進めましょう。
次の日、信用金庫から連絡が来て…
もう一個のしんきん保証のほうは申し込んでみないとわかりませんが…。離婚をして次の住居が必要、ローンを組むことが必要なんだってことをしっかり書類に書いて伝える必要があるので、詳しく踏み込んでお話を聞かせていただくことになります。
申し込むのであれば、土日もやってますので都合の良い時にお越しください。
さすが情に厚く汲み取ってくれる信用金庫。
必要性を訴えれば貸してくれるのかもしれない。
しかし、私は望みは薄そうだと判断して信用金庫には行きませんでした。
フラット35で事前審査を受けてみる
銀行で扱っている住宅ローンはほとんど保証会社が「全国保証(株)」だし、
銀行も信用金庫も、どこいったって離婚前だったらダメだって断られる。
結果が見えているのでどこ行っても同じ。もう銀行は離婚してからじゃないと住宅ローンは無理なんだ…!
と思って、不動産屋へ一応報告。
銀行がダメなら、住宅金融支援機構の「フラット35」で審査を受けてみてはどうでしょうか?
どこで申し込んでも同じなんですけど、うちの提携先もあるのでお越しいただければ申し込めますよ。
フラット35とは、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う「全期間固定金利型住宅ローン」です。
固定金利で金利がずっと変わらないのは安心ですが、変動金利と比べると金利がちょっと高いのが特徴です。
銀行でローンを組みにくい自営業の方、団体信用生命保険が不要なので既往歴のある方でも申し込みやすい住宅ローンです。
というわけで、フラット35を不動産屋さん提携である、「ハウス・デポ・パートナーズ」さんで事前審査をお願いしました。
3日後、会社に本人確認の電話が来る
来るかもしれません。と言われていたけど本当にかかってきた!
周りに誰もいない時間で助かった^^;
ドキドキ…
1週間後、連絡が来る
金額や部屋の広さが単身向けなので、投資目的ではないかと疑われたようです。
投資目的で購入したことが相次いだので、ちょっとチェックが厳しくなっています。
でも本審査ではスンナリ行くと思いますよ。
本審査を申し込む
団体信用保険も一応つけて本審査!
1週間後くらいに電話で審査が通りましたと連絡がありました。
適合証明書の発行手続き
フラット35は支払い能力の審査だけでなく、
購入物件が住宅機構の定める技術基準に適合しているかを検査をし、
適合証明書を提出する必要があります。
この適合証明書を発行するには、検査を依頼するので手数料としてお金がかかります。
私の場合は不動産屋さん経由で11万円でした。(ちょっと高い?)
4日後くらいに適合証明書が上がってきて、
フラット35で無事審査が通過できました。
結論
離婚成立前で銀行でローンを断られても、
フラット35で審査がうまく通れば、ローンを組んで家やマンションが買える。
なぜ私が離婚前の購入にこだわるかというと、
いざ離婚届けを突き付けたときになかなかハンコを押してもらえず長引くかもしれないから。
長引いても家があれば別居できるし!相手の反応にビクビクしなくて済む。
離婚したいんだけど、住まいや逃げ道として足元固めたいのよねって方はフラット35で審査を進めていくとうまくいくかもしれません。
主人公の女性が自分だけが住むマンションを探すお話。
主人公だけじゃなく、さまざまな女性の住まいとのかかわり方も見えてくる素敵な漫画でした。
一気に全巻買って読んでしまった…!
マンション購入を考えている方にもおすすめの漫画です。