リビングに置く椅子、一脚はartekのドムスチェアにしましたが、
誰か来た時用にもう一客あった方がいいかな?と思い
家具屋に行って座って試して…を週末ごとに一時期しばらく繰り返してました。
理想の椅子を求め、歩いて、座って…
もう廻れる近場の家具屋を周って、かなりの椅子に座りました。
中でも印象的だったのを数点…
CH24 Yチェア
みんなの憧れ、人気の高いCH24。
座ってはみたものの、どうも背中が当たって痛い。
見た目はかっこいいし、映える。
だけどどうにも私は座り心地が納得できなかった。
CH20 エルボーチェア
曲木の背もたれ部分は1枚板の無垢材から作られています。
美しい見た目…だけど細身なのでやはりちょっと背中が痛いかな?
CH30P
カールハンセン&サンの中だったら、このCH30Pが座り心地が良かった。
座面もクッションになっているし、背中部分もカーブになっていて痛くなりにくい。
座面の生地、木部分の仕上げも選ぶことができ、それによって価格も変わってきます。
注文してから数ヶ月〜半年って言ったっけかな?
アチラで作って持ってくるので、お時間がかかります…。
うーんこれはちょっと候補でキープで!ってカタログをもらって帰りました。
飛騨産業
キツツキマークでおなじみ、飛騨の国産家具。
ダイニングチェアの種類も結構ある。
中でもちょっと気になったのは…
飛騨産業 Crescent クレセント チェア アームチェア ダイニングチェア
座面のクッション性も良く背中のあたりも楽。
やはり日本人の体型には日本で作る家具がしっくりくるのかな?
パントンチェア
見た目的にダイニングとして買う気は無い。ただ一度座ってみたかっただけ。
意外とこの曲線のカーブがいい仕事してて、座った感じしっくりくる!
プラスチック感満載だけど硬すぎる感じはないのはスゴイ。
一番気に入ったのは…
キタニというメーカーの、IE-01。
デザインは岩倉 榮利さんです。
キタニというメーカーは、1967年に設立。
1990年頃よりホテル、レストラン、高齢者福祉施設向け家具の受注生産を始めました。1994年福祉施設家具を学びにデンマークに出向き、
福祉施設家具の勉強の過程で、壊れたものや修理を必要としている家具を日本に持ち帰り、技術面や素材面で真似の出来ない北欧家具のレベルの高さに驚きを隠せませんでした。
たくさんのリペアを通じてより多くの人に本物の家具の神髄を見てもらいたい一心で
北欧家具の構造を紹介する展示会「知の再生」を2001年より全国で開催。デンマークの多くのデザイナーや工房のオーナーと話をする機会を得て、
技術の伝承の一翼をキタニが担いたいと願い出ました。
直接技術面で受け継いだのは、名工と呼ばれたクリスチャン&ラーセン社のスネーカーマスタ(デンマークの家具マイスター)だったラーセン氏からでした。
それまでのキタニのリペアに対する取り組みや技術の伝承について理解していただき、マスターピースや、型などたくさん譲り受けました。
その後、イプ・コフォード・ラーセン、ヤコブ・ケア、フィン・ユール、シグード・レッセル、ナナ・ディッツェル、ベント・アンデルセンの6名のデザイナーのライセンスを取得し、2015年現在で本国においても製作されていない北欧名作家具33アイテムをライセンス生産しています。
座面はあぐらをかけるくらい、ちょっとワイド。
背もたれのカーブが程よく、背中をついても痛くなりません。
肘掛の長さもハーフなので、座った時に出入りしやすい。
そして何より、デザインがどことなく北欧チック。
受注生産なので、椅子生地・木の仕上げを選んで
座面の高さもテーブルに合うように、artekの丸テーブルに合わせて少し高くしてもらいました。
納期1ヶ月ほど。ワクワクしながら待ってました^^
キタニのIE-01チェアがやってきた!
配送はしないで注文した家具屋さんへ自分で引き取りに行きました。
なにぶん、お高い椅子ですし、引っ越しもしましたのでいくらか浮かせられるものならと…
肘掛、背もたれのところのカーブが綺麗です。
座面はチョコブラウンと濃いめのチャコールグレーのツイードっぽい生地。
生地の見本はとても小さかったので、注文する時になかなかイメージが湧きづらかったのですが、可愛らしくて満足。
後ろ姿も素敵!
ドムスチェアに座ったり、キタニの椅子に座ったり。
気分で使い分けてますが、どちらかというとキタニの椅子がお気に入り。
たくさん探し歩いた甲斐、気に入った椅子に出会えた嬉しさもあり
より一層愛着が湧いてる気がします。
ブロガーさんの素敵なインテリアは参考になります